ツレがHypermotard821を買った話。その9
2018/11/14
その8はコチラ
1日目
約1年という時間を費やしHypermotard 821で復活を果たしこの日を迎えた。
今回は近畿道を経て名神は桂川PAへ、予定時刻より30分以上早めに着いたのでまったりとツレのアフリカツイン氏の到着を待つ・・・
時間前に合流。
Hypermotard 821での復活に関するネタばらしをしてから大津へ。
少し回り道をしながら湖西道路、鯖街道を経て小浜へ。
少し車はいたが結構なペースで走る。
毎年変わらないペースで走るアフリカツインにまぁまぁの感じで追走。
そこからまた高速を使い、石川県は千里浜なぎさドライブウェイへ。
日本で唯一、砂浜を走る国道だそうだ。
早速砂浜に乗り込む・・・ある程度は締まってはいるが砂浜は砂浜。
オンロードには酷なロードなのは間違いない。
少し走って停車。案の定砂浜にスタンドが埋まるので、用意しておいたスタンドプレートを敷いて停車。
海・空がすごくきれいで絵になる風景。写真を撮りまくり全長1Kmほどを往復してみた。
走る前から砂を巻き上げていたようでチェーンがえらいこっちゃに・・・。
海水が染み込んでいるところを恐る恐る走るが、意外と普通に走れたりする。
ただ砂浜に入る前にパワーモードを最低にして、トラクションコントロール介入度を最強にしておいたおかげかもしれない。
でも途中砂が乾いている箇所は砂浜そのもので轍だらけ(-_-;
恐々は極低速で侵入するが、フロントを取られまくりでスタックしそう・・・と、慌ててアクセルを開けるとトラコン効きまくり。
それを尻目にアフリカツインは海岸線やら砂地で楽しそうに走ってる。
1kmという距離をすごく長く感じながら走っていると、前から観光バスが白い土煙を黙々上げながら接近。
細かい砂の粒子を全身に砂を浴び、転倒寸前のよたよた走行。…なんか踏んだり蹴ったりのような気がする。
走行後はフェンダー、サス、チェーンなど特に足周りが砂だらけでタイヤが真っ白。
帰りは極力砂を落としながらの走行となった。
富山市内に着いたのは5時前だったかな?
早速装備を外してチェックイン。シャワーを浴びて富山市内に繰り出し、お薦めのすし屋にGO。
ちょっとビックリするほどうるさいw
ツレが「じゃあ生ビール」というと、貼り紙を指さし「ウチは禁煙・禁酒の店なんです!」えええええええええええええええええええ!!
1日走ってビールと寿司をと思っていたのに、おあずけ状態。またクソ熱いアガリ。
寿司自体はすっごく美味くてリーズナブルなんだが、酒もないので早々に引き上げる。
タクでホテルに帰ってから別棟にスパがあったが毎年のように疲れ切っているのでその日はそのまま墜ちるzzz
2日目
翌日、コイン洗車で昨日の砂を流し、合流の前に行きつけの温泉に立ち寄る。
昨年行けなかった深山荘の露天風呂に入浴して川にも入りすごくさっぱりした気分。
本隊(IS350、DELTA、Rocket3)と合流
今回IS350にはオンボードカメラ?を搭載だそうでアフリカ、Hypermotard 821の順に走行シーンを撮ってもらう?撮られる?ことになった。
緩いカーブの高速コーナーが続く道で、アフリカツインを追走する形をとる。
どうも乗れていない、慣れていないのかライン取りからブレーキングに至るまで、グダグダとまではいかないがアフリカに追いつけなかった。
認めたくはないが遅くなっている。
原因分析
① SSに比べて着座位置が異常に高くポジショニングが難しい。リーンウィズ?イン?アウト?
シーンで使い分けが必要なんだが、視点が高いので怖いのかも。
② ブレーキング時のノーズダイブが凄すぎる。
ツインの乗り方ってのがよく解っていないせいかもしれないけれども、オフ並みのストロークでダイブした後、次のアクションに移りにくい。
③ パワーカーブが極端すぎる。
テルミマフラーの影響か4,000rpm/mまで、トルクスカスカで急にドッカンと立ち上がるトルク。
コーナーの立ち上がりでアクセルを開けるのを躊躇してしまう。
以上のような言い訳じみた理由で最後までアフリカツインに置いてけぼりを食らい、748sにケツベタされる始末。
そんなモヤモヤした状態のまま、お宿に到着。
あ!そうそうRocket3にも高速でぶっちぎられたな。あ~あ
ほどなくして峠の試乗会に向かう。
前半は私やつるべえさんのオンボード撮影会。
ご指摘のとおりおっかなびっくりでの走行。
途中からハングオフに切り替えてまぁまぁ乗れたかなって思う程度でCBRの領域には程遠い。
つるべえさんの走行シーンをIS350から観察。
初見の借り物を思いっきりブン回す姿は余裕のある証拠か?w
その後はウィリーさんの試乗。
最初はやりにくそうだったが、次第にコツをつかまれたらしくウィリー保持時間が長く且つ峠ではいい音が峠にこだましていた。
この時点で、オーナーより乗れてる感が伝わってきた(-_-;
宿に戻って宴会がスタート。終始楽しくお酒が進む。その後は部屋でオンボード映像上映会という名の反省会がスタート。
自分の運転が余りにも無様なことを再認識させられ、お酒が進む・・・。
通常であれば速攻眠りにつくのだがこの日は2時ごろまで、酒酒酒。
オンボード映像の影響が色濃く残る夜となった・・・・。
エムジェイ:Eクンの名誉のために申しておきますと、4発SSからLツインモタードへの乗り換えでまだ乗りこなせてないのは当たり前なうえにウィリーさんはどんなマシンでもウィリーしちゃう章典外クラスの化け物ですし、つるべえさんもアフリカからそう違和感ないはずなので二人の乗りこなし度は当たり前っちゃあ当たり前なのです。
3日目
朝から試乗会場の峠に移動。ここでエムジェイと合流。
Hypermotard 821 購入時にあたってはいろいろお世話になったが実車を見せるのはこれが初。
さすがに乗りたがらなかったがw
それはさておきつるべえさんはRocket3を乗り回し、ウィリーさんはHypermotard 821でウィリーを再度披露。
かなり精度が上がってきた。
そこからの道はちょっとした峠だったが、やはり748sにケツベタを食らう。
中~後半の酷道はなかなかのもんだったが、乗り方を変更した効果があったんだがオンボード撮影がカメラの熱暴走で撮れていなかった模様(-_-;
予定のルートを変更して高速に上がるが、東海北陸道は一車線なのでノロノロ運転を強いられ、ハーレーは走行中にペットボトルを投下するわ眠気で事故りそうになるわで散々だった。
さらに追い越しをかけまくったせいでキッチュさんとはぐれる始末。
後に蕎麦屋で合流し、近くの道の駅にて集合写真撮影後解散。
走行距離約1,200km。
だいたいいつもどおりの距離だったがHypermotard 821のおかげで腰へのダメージは皆無。
ただ、目に見えないダメージをお持ち帰りしたようだ。
早速ドカ寺に足周りの相談に行くか。。。。
兎にも角にも、2年ぶりのオフ会、十分楽しめたので良しとする。