Notice: Function wp_register_script was called incorrectly. Scripts and styles should not be registered or enqueued until the wp_enqueue_scripts, admin_enqueue_scripts, or login_enqueue_scripts hooks. This notice was triggered by the wp-associate-post-r2-product-editor-script handle. Please see Debugging in WordPress for more information. (This message was added in version 3.3.0.) in /home/misapc/ducatitokyo.com/public_html/wp-includes/functions.php on line 5905
スロットルボディの不調その後:エアエレメント交換と燃調@Ducati748

ドゥカティ東京-DUCATI TOKYO

東京西部・多摩方面でDucati748をいじったり乗ったりしてます。

スロットルボディの不調その後:エアエレメント交換と燃調@Ducati748

以前、スロットルボディ(以降T/B)の動作不良でT/B及びスロットルポジションセンサーの分解・リビルドを行いましたがその後、別なトラブルが出ておりました。

症状は比較的低回転でアクセルパーシャル時にT/Bから『パシュッ!』という音がするというものです。

スロットルボディが一瞬暴れ、その振動がアクセルにも伝わってきます。

症状を動画で御覧ください。

これはバックファイヤーという奴でしょうか?それとも2次エアを吸っている?とりあえずT/B=エンジン間のインシュレーターを疑ったら案の定3cm程度の一直線な亀裂を見つけてしまい、中古品を買って交換しました。しかし症状はこれで治まらず、放ったらかしにしているエアバイパススクリュー・スロットルポジション・ガス量調整トリマー達のセッティングあたりかなぁ面倒だなぁ(店に持っていくのが)と思っておりましたが基本に立ち返る事を忘れておりました。

それは『良い燃料・空気・点火』であります(すべてノーマルに戻すってのは置いといて)。

この中で割りと簡単にチェック出来て長いこと放ったらかしなのは『空気』。なんとエアクリのエレメントを新車時から交換しておりませんでした。916/748のエレメントは薄いスポンジで『経年劣化によりモロモロって崩れるよ』って前々から聞いて知ってはいたのですが、自分のはまず間違いなくこの状態だろうから「崩れるとイヤなので触らない」でいたんですよね。そこで大事な空気がちゃんと供給されないって事を忘れて…。

てなわけで意を決し、おそるおそるエアダクトを開けてみましたら案の定。エレメントはさながら砂の城が如く軽く触れるだけでモロモロと崩れ去っていきます。もう、撫でるだけで粉体化していく感じ。きっとスポンジの目も汚れを含むだけでなく縮んだりして良い空気を取り込めていなかったと思われます。

そんなこんなでエアフィルターは塵と化しましたので代わりを調達。

前から目をつけていた一品は

1.Pipercross(パイパークロス) ファンネル取り付けタイプ

ちょっと高いです。今回はお見送り。

2.純正と同形状リプレイスのPipercross。

まぁまぁリーズナブルです。しかし、純正と同形状を買うのは芸がない(ネタにならない)のとお取り寄せで時間がかかるみたいで明後日欲しい小生はパス。ネタ作りとコスト削減の為に選んだのは…

3.フリーサイズのPipercrossを買って自分でカットする

だったのですがやはりコチラもお取り寄せで納期がかかるおそれがあったのでデイトナのターボフィルターでお茶を濁しました。

ちなみに他の候補としては


Sprint Filterスプリントフィルター/SPRINT FILTER [スプリントフィルター] エアクリーナー

Sprint Filterスプリントフィルター/SPRINT FILTER [スプリントフィルター] エアクリーナー 916

あたりがあります。が高すぎ
5月7日(木)注文→8日(金)出荷→9日(土)納品と、土日の作業に間に合いました。

加工は至ってシンプルで、純正エレメントと同じ形状に切り出してやれば良いのですが、検体となる純正エレメントはもうこの世にありません。っつーかあっても汚い&形が変わってしまってますので型取りは出来なかったでしょう。なので、エレメントを挟む樹脂製のフレームからいったん型紙を作り、少し大きめにエレメントをカットしました。このフレームは表裏で形状が若干違うので注意です。ハサミでカットしましたがスポンジというのは柔らかいうえに荒目・細目と2重構造なのでたいへん苦労しました。切れ味の良いハサミだったらもうちょと楽だったのかも。あと型紙からマジックで形状をなぞって行くのですがコレも黄色い荒目面にしか書けない(細目はグレーなので)のにイラっとしました。

あと、Pipercrossよりも厚みがあったのも切りにくかったです。実は手元に以前別のバイクで使ったPipercrossがあったのですがこれは切るのに苦労しなかったので。Pipercrossのほうが綺麗に仕上げられただろうなぁ。。。

加工に1時間程かけた後、エアダクトに押し込むのに多少苦労はしましたがまあ形はだいたい合っているし柔らかいものなので問題無い程度にフィット。

これで試走に出かけたところ、症状はなんと治まらず。ダメ元でECU内の燃調トリマーを少し濃い目(+45°:時計と反対周り)に振ってみたところようやく収まりました。

低回転・高回転・ガバ開け・パーシャルと一通り試してみましたがここ数年でいちばん快調。こころもちアクセルも開けやすくなったように感じました。いや、開け始めに「パシュ」が起こるのをビビってたのが無くなっただけでそう感じたのかも。

とりあえずコレで暫く様子見です。

-Bike, Ducati 748, maintenance
-, , , , , , , ,