ツレがDucati 848 EVOに乗り換えた話 その3
2019/02/03
848EVO納車日まで秘密基地からハイモタを引っ張り出してここ数日乗り倒している。
ある日いつも通りマンションの自走式駐車場バイク置場に停めようとすると、向かいに駐車の車輛が出庫準備をしていた。
普段はフルカバードにキタコのぶっといチェーンロックで施錠されていて謎だったが、それは隼だった。
ピッカピカのその車輛はマフラーやらいっぱいカスタムしてて金がかかってそうな感じ。でもな・・・アイドリング長杉(-_-;
ハイモタと比較してさほどでもない音量なんだが。21時にしては配慮がないなこの人。また貼り紙されるで!
売りモン(下取り)を傷モンにしてしまう!
とかなんとか思いつつさっさとカバーをかけると・・・・いやーな臭いが。
カバーを剥ぐとエキパイにべっとりと溶けたカバーが固着状態!
とりあえずまたカバーをかけて、帰宅後対策をググると、こんがり焼いて炭化させてから木綿のタオルでこするときれいに取れるとのこと。
飯を食ってからタオルとスクレーパーを持参し夜走りにでかける。
あても無いのはつまらんのでナナガンに向け出発。
エムジェイ:大阪でカッチョいい夜景が取れるスポット。阪高の赤い橋をバックに、港の明かりが素敵です。でもたまに怖い人居たりするのでよい子の皆は角材でも装備して行こうね!
途中信号待ちで回転を上げて患部に焼きを入れる。
なぜか4、5千回転でアクセルホールドするもすぐに回転が落ちてしまう。
DUCATIだから?Lツインだから?個体差だから?
少しすると煙がもくもくと上がり異臭が漂い他の車に故障車っぽく見られながらもナナガンに到着・・・ってかDQNカー大杉。
車高ベタベタでチカチカキラキラ頭○○そうな連中。
別に絡まれる要素もないので隅っこに停めて早速木綿タオルで擦る・・・・。
意外や意外、するっととれた。
ビニールを炭化させたことにより異材(チタン)との密着度が低下、そこに乾拭きってのが効いたのか付着境界部分に若干の跡を残すも問題ないレベル。
目的を達成したので最後に写真を撮りたかったが、DQNが大杉で断念し南港より先に向かう。
以前後輩に教えてもらった場所(波止場?)でベストポイントではないが人がまったくいないので撮り放題。
ここで悔いの残らぬよう写真を撮りまくり0時に帰宅。
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なぜか道中の運転が前にも増して怖くて回せなくなっていた。
フロントダイブが露骨になってきている事、加減速時の踏ん張りが効きにくい事などが理由と考えられる。
写真の整理をしているとカッコイイなぁと改めて思うんだけどな。
でも乗ってて楽しくなくなってしまったみたい。
なんなんだこの変化は?最初は面白かったんだけどなぁ。
というわけでなぜ乗換えるのかについての経緯をおさらい。
8月初旬、ドカ寺に足周りの相談+プチクレームで訪問。
そこでハイモタ改善費用の折り合いが付かず入店するとそこには848 EVOがあって、1098好きの私は運命のようなものを感じ価格的にも納得いくレベルだったので、翌日試乗して決めたって流れ。
跨って走り出した時に、やっぱこれやなって思ってしまった。
SSも前傾姿勢がつらいやら荷物が乗らないやらといろいろあるんだけど、ずっとこのスタイルできているのでどうということはなかった。
シンプルにSS(ドカ流に言うとSBKか?)に戻ってきたという感じかな。
今思えば私にとってハイパーモタードはオフ車であって足周りやら挙動は別物。
結果的に乗りこなせなかったというか、乗りこなすことを諦めたんだと思う。
勝手なことを言うが自分のスタイルではなかったのであろう・・・。
バイクに乗り始めてから25年余り、何でも乗りこなせると思ったのが甘かった。
SSに似たような味付けに近づけても満足できなかっただろうし、また近づけることが良いのかどうかもわからない。
車種の変更とLツイン。4気筒とは違うといろんな人に言われるが未だわからないまま。
848 EVOなら解るかもしれない・・・。
最後に
「過ちを気に病むことはない。ただ認めて、次への糧とすればいい。それが、大人の特権だ」と、
いきたいところですw
HYPERMOTARD 821は、すんごく個性のあるバイクで良い経験をさせてもらいました。
ありがとうございました。