ツレがHypermotard821を買った話。その1
2018/11/14
ツレがHyperMotard821を買った話。
紆余曲折に若干関与したのと某所に掲載された日記がオモロかったので本人の承諾を得て転載。
次期車両検討
この度、車輛の入替を行った。
キッカケは・・・
2015年7某日、自爆転倒を起こして死にかける。原因はよそ見。
○○国道で前を走る交機を凝視してたらツレに追突しかけて握りゴケw
ジャックナイフからのセルフ背負い投げ状態で肩から落下。
交機にひかれそうになりながら50mほど膝でスライディング(-_-;
おかげさまで、2泊3日のツーリングが針テラスを出発して15分で終了した。
身体は膝の擦過傷の治療に2か月を要し、肩の筋損傷と左親指付け根の靱帯断裂は3か月以上かけたが未だに完治せず放置。
当時は、まともな生活が送れず非常に肩身の狭い思いをした。
車輛はというと・・・・
けっこうな速度で、ほぼ前転に近い転倒にしては、損傷の程度はマシなのだが、
スイングアームの歪みの疑いがあるので交換を薦められた。修理費は50万円超。
しかしキッチリ直しても足周りへの不安は拭えない。
というわけで下記選択肢にて検討することとなった。
各オプションを分析すると・・・
- 10年以上経過したSSに多額の費用をかけて修理した場合の費用対効果・・・・
これを考えたとき、価値が見いだせないことと、次期車輛に乗換える費用が捻出できなくなる。 - CRF1000Lは自分にはまだ早いと思った。
SSに乗り続けてていきなりこれに乗るのは自分自身納得がいかない・・と思う。
ブラックバードが復活していたら、状況が変わっていたのかもしれないが・・・ - 他車に乗換えは費用をどう捻出する?
フルローンか?博打で大当たりを引くか?いずれも現実的ではない。 - 「バイクを降りる」これは、まずない(‘A`)ノ。
これで懲りるのであれば、とっくの昔にバイクを降りてる。
エムジェイコメント:CBR1000RRの新型が出てるor見えてるならなんとしてもそれ一択だったと思うんですがまだヤンマシレベルの噂しか無い&出ても2017年とかなので流石にそこまでは待てなかったようであります。
まあしかしこの時点では彼がドカに行くとは微塵も思っておりませんでした。
まぁ春まで乗らないのでいろんな可能性を考慮し、とりあえず年始から他車をあたるべく物色することにした。
といっても国産他車は、考えていなかったので先ずは
BMW
割と近くにモトラッドがあるので会社帰りに足を運ぶ・・・・
細長い5階建てのビルが特徴的で、やや敷居の高さが伺える。
入店したら受付のおばちゃんがおったが、いろいろ聞いていくうちに解らんってことで
営業マン?らしき人を連れてきたので話を伺う・・・車輛はもちろんS1000RR一択
1000cc 199hp TRC・ABS・アンチリフト・電子制御サス・ローンチコントロール・グリップヒーターwなど電子制御てんこ盛りで乗りだし235万円
なぜかステアリングダンパーがアナログでヘッドライトはハロゲンなのだ。
ディーラー的にはSS乗りをくすぐる軽快な営業トークはよかったが、価格面が問題でピット狭すぎで大丈夫か?と思ってしまった。
このモデル2015年から電子制御がいっぱい追加されたが、形としては6年ほど変わっていない。
なので来年か再来年モデルチェンジする可能性が高そう。←勝手な予測
なので様子見。
DUCATI
所在地が私の縄張りにあり、2014年からオープンしてからしょっちゅう前を通る。
パニガーレをと思ったが、新車の下位モデルでも260万円超と、とんでもない値段なのでまず買えない。
そもそもアバンギャルドなデザインが受け入れ難いものがあった。
どちらかと言えば1098sが好きなんだよなぁ。
というわけで
事前に下調べしたらHypermotard 821の中古があるのを見つけた。
実はこの車種10年前に1100が出た当時、結構気にはなっていたのだ。
しかし、999を他府県のディーラーに見に行ったときに話をしたが店員の態度が気に入らなかったのでCBR1000RRにした経緯がある。
もっと書きたがったが、余りにも斜め上を行く対応に呆れてしまった。
エムジェイコメント:Ducati●都ですな。カ●ノの。一緒に試乗に行きました。盆栽ブルジョアな接客トークにイラっと来たみたい。ちなみにこん時(2006年)Hypermotardは2007年発売でまだ出てないのでMultistradaではないかと思われます。
なお、外車=壊れるの先入観をお持ちでしたので自分の経験談とか離しつつネットの話(主に知恵袋)は鵜呑みにすんなと言っておきました。
そもそも乗ってない奴が耳年増で知ったかカキコとか金持ちのこんだけかかった自慢(実際にはディーラーにボられてる)みたいな情報も混じってるので。年末会った時にはかなりドカに気持ちが傾いてたのであくまでも中立の立場から「ドカはーツインはー」とか講釈垂れてやりましたらまんまと
>アカン! 貴殿の話を聞いてるとスッゲー欲しくなってきた!
というところまで堕ちてきやがりました。
Panigaleがアバンギャルド(前衛的)過ぎて馴染めんという意見も解らんでもないです。ドカのスーパーバイクはいつもそいう世間的評価ではないでしょうか。
昔の良くないイメージはさておき、
中古車のHypermotard 821 2015年6月登録、走行2,600kmの極上車?なんだが目を引いたのがテルミのチタンフルエキが入っている点。(純正マフラーもアリ)
調べたところ価格が33万円以上もする代物で、ウインカー+UPMAP付きフルパワー?
まぁフルパワーといってもノーマル110hp+7~8%UP(全域トルクアップらしい?)
コレが付いてもたいしたパワーではないのだが、Ducatiには珍しくマットブラック(2015年モデルのみ)ってのもポイントのひとつだった。
年始早々サブマシンで乗り付け、意を決して入店。
外車ディーラー独特の居心地の悪い空気が流れる中、展示の新型車を物色して1周したらかわいいネーちゃん店員が声をかけてくれた。
で早速、Hypermotard 821を見せてもらうことになり、またがってエンジンをかけてみた。。。。
ってか足がベタ付きせずにかかとが浮いてしまう。←これはかなり衝撃的だった。
今までSSばっかり乗ってきたもんで足つきなんて気にしたことがなかった。
しかもこれで日本仕様の850mmのローシート(本国仕様は+20mmUP)
高さだけならCRF1000Lと大差はないが、シートが張り出しており太ももが干渉して足付きが悪くなっている。
ポジションは、すごく楽で高い位置からの視界も良い。音も程よい爆音でgood(車検非対応)
終始「ええなぁこれ」といいまくっていたことを覚えている。
とにかくその日は、見積もりを取ってから後ろ髪をひかれる思いで退散。
結論
いろいろ見て回って検討してみた結果、費用面で奇跡が起こったことが手助けとなり、
【3.他車に乗換え】に決定。
というわけで1月某日、もう一度現車を確認してからHypermotard 821に決定した。
(仕様の確認等、徹底的に調べ上げて、質問しまくった上でだが)
店員曰く、「検討中に引き合いが何件かありましてねぇ」だって。もしかしたら売れてたかも。
そんで契約後に「後で言うのもなんですが結構お買い得ですよ!」←ホンマかいな(‘A`)ノ
高年式、低走行、フルエキ付き、店近い、カラーがダークステルス(マットブラック)←DUCATIと言えば赤だがあえてブラックと条件が揃ったはココだけだった。
実は1月末に手付けを打つ数日前に電話にて仮予約のお願いをした。
通常であれば手付けを払って購入権が発生するのだが、すぐにいけない事情を説明したら仮予約を承諾してくれ、その日の夕方にはネットの中古コーナーから削除されていた。←この辺は評価できる。
しかし、見積金額○,○○○,330円で、ある程度粘ったが1円も負けてくれなかった(-_-;
さすがDucatiというべきか?大阪では考えられないw
(最後に振込手数料だけはサービスしてもらったがw)
ちなみに購入理由は
- 価格的にみてお買い得であること←たぶん
- 綺麗に乗ったら下取りが高くつきそうなこと
- そして、他ジャンルに乗ったことがないこと
16歳で原付免許を取得してからメインマシンはホンダ一本で25年余りきたので、ちょっと冒険したいというのもあった。
あと、Hypermotardは2016モデルで939になり排気量UPしてリニューアルするんだが、排ガスと騒音規制(ユーロ4)の絡みでオイルクーラーがついたり、馬力が下がったりといい話がない。
新車となると170万円超なので手が出せなくなる。
しかも形がほとんど変わってないし、DucatiJapanからの御達しで正規ディーラーは4月から車検非対応パーツの販売取り付けが出来なくなるそうだ。(一度廃車してからの発注)
そういうことも含めてお買い得だったかもしれない。
(付属のテルミのマフラーに関しては、購入時に「公道では使いませ~ん」的な誓約書にサインさせられたw)
とまぁこんな感じで思い切ってHypermotard 821を購入
CBR1000RRより馬力大幅ダウンでちょっと落ち着いて・・・・ないかw
とりあえず今のところは約2年限定で乗る・・つもり
一方、これにてお役御免となったCBR1000RR
2006年4月20日から2015年7月31日まで3,389日間 走行距離 約2.2万km
何度か死にかけたりもしたが●00km/hの速度体験やサーキット走行など数々の思い出が残った。
2016年1/30 バイク屋に事情を説明し後日専門業者にドナドナされていく・・・予定。
こんな形でサヨナラするのは名残惜しいがこれにてお別れ。
大変お世話になりました。ありがとう、そしてお疲れさん。
また新型が出たら要検討します。
えぇ~っと関係各位
この度の乗換えはHONDAディーラーには伝えていません。
それと
嫁に知られると殺処分される可能性が高いので、情報をリークする事無きようお願い致します。
また、これをネタに恐喝行為もやめていただきたい。
赤いバイクが黒にリニューアルしただけですし・・・w
バレなければ、どうということはない。のだが・・・w
ドカのツインにハマるか、ホンダに戻るか、自分でもよく解りません。
新種の車輛、しかもカテゴリー違いに乗るって楽しい♪
というわけで
バイクライフは、まだまだつづく。。。。。。。。。。。
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