MacBook Pro 15inch CPUファンの異音対策
2019/10/30
Warning: Undefined property: stdClass::$Offers in /home/misapc/ducatitokyo.com/public_html/wp-content/plugins/wp-associate-post-r2/classes/class-amazon.php on line 159
Warning: Attempt to read property "Summaries" on null in /home/misapc/ducatitokyo.com/public_html/wp-content/plugins/wp-associate-post-r2/classes/class-amazon.php on line 159
小生が愛してやまないMacBook Pro 15" 2010。
使い始めて7年が経ちましたがまだまだ元気です。
これまでに施したモディファイは以下の通り
- メモリ4GB → 8GBフル搭載
- HDD 320GB → SSD換装(intel 240GB)
- 光学ドライブ撤去 → 1GB HDD(WD)搭載
てなところ。
メンテは1年に1回ぐらいボトムパネルを空けてダスターでホコリを飛ばしてやる程度。
そんなMacBook Proちゃんですが最近、負荷がかかった際に片方のファンがブーンと唸るようになってきました。
その様子を動画でご覧ください。
だいたい3500回転ぐらいからノイズが酷くなります。
どうしよっかな~と思いながら半年ほど放置。
早く手を打たなければ手遅れになってしまう!てなわけで涼しくなってきたタイミング(暑くなる前にやれって)でようやく手を付けました。
分解手順
ファンの取り外し
- プラスのドライバー(0番)で底面パネルを外す。赤い○は小さいビス、青い○のビスは長くなっています。
- 基盤・通風口・ポート類に付着したホコリをあらかた除去。
特にUSBやLANのポートにホコリが固まりがちなのでココは念入りに。 - ファンを外す…ファンはそれぞれ3つのビス(T6)で固定されています。
これを外し、ファンの電源コネクタも外します。
このコネクタは奥側を支点にして斜めに持ち上げる事で容易に外れます。
引っ張るとか左右のツメをリリースとかではないので注意。
ファンは左右で形が違うので取り違える間違いは起こりません。余談:T6ドライバーはEngineerや安モン等、何本か持っているんですが最近買って失敗したのがPBのビット。 PB好きなんで衝動的に買いましたが同じくPBのインサイダー (ビット差替ドライバー)で使うにはグリップが大きすぎ、取り回しが悪すぎます。 なので普段使うのはもっぱらアストロの安モンであります。
- ファンのハウジングをバラします。
ビスを外してサイドのツメを折らないようにリリース。
ファンへの注油
1.ファンのハウジングがバラけたらファン本体が露出するので垂直に引っ張ります。
DELTAのファン(KSB0505HB-8G16)は軸が軽く刺さっているというかハマっているだけみたいですんなり抜けました。
もう一方、SUNONのファン(MG62090V1-Q030-S99)は簡単には抜けませんでした。思いっきり引っ張ることで抜くことは出来ましたが、軸がモーター/ベアリング側に残りました。この硬さは分解するのも再度組む(軸の頭にファンを圧入する)のも壊す覚悟が要ります。
2.DELTAは軸が収まっていた穴に、SUNONは軸回りにグリスを注入。
グリスもいろいろありますが少し固めのにしました。
手持ちのグリス・ルブ類は各種取りそろえているのですがバイクで軸・ベアリングに使っているそれらは硬すぎるだろうし、潤滑サラサラ系の(5-56やラスペネ等)は回転物の保持には向か無さそうなのでチェーングリスを流用しました。
チェーングリスにもこれまた色々あるんですが糸引き系のです。
スプレーから直接注入すると確実に余分が溢れますので別の所に出してピンセットを使ってチョイチョイっとグリスアップ。
あとはバラした手順と逆に組み上げていき、起動したらMacFanControlで問題の回転数にして様子を見る。
確実に静かになりました。暫く様子を見ますが長くは保たないと思っています。
が、既にベアリングが逝っちゃってたり軸がすり減ってたりする恐れがあるので念のため交換用のファンを調達しました。
真っ当な出自の部品を買うならVINTAGE COMPUTERあたりからが良いのでしょうが、そこそこのお値段してきますのでAmazonで探してみたら3千円程でありました。
eBayなんかでももう少し安く見つかりますが、納期やトラブった際の面倒を考えるとAmazonで買っといた方が良さげと思いまして。