走行会に向けてのメンテナンス 848evo vol.29
2019/02/03
走行会参加に向けて車輛の整備と装備品を取付け。
ブレーキフルードの交換
大型車輛になってからフルード交換はバイク屋さんに丸投げをしていたが、要交換とのアドバイスもあり自身でトライしてみることにした。
用意したフルードは
それと工具
アナログなエア抜きセットでブレーキ操作とブリーダーボルトを緩める役と二人いるので後輩君に助っ人に来てもらう。
フロントはダブルキャリパーなので、片方3回分ずつ入替え。
リアもタンク3回分入替えなのだがbremboキャリパーのブリーダーボルト径に10mmのメガネがかからず。
12mmでガタガタ…11mmか(-_-;
フロントが8mmと一般的サイズなので問題視していないかった。
単にリサーチ不足、調べると11mmであった。
しかしそんなことで作業を中止するわけにはいかないのでモンキーを無理やり使って作業続行。 とにかく硬かった(-_-;
そのあと走ったら前後共にブリーダーのネジ部部分よりオイル滲みが発生。
想像以上にトルクをかけないといけないので、後日コーナンにて11mmの片目片口をコーナンで購入。
11mmが必要とは思いもよらなんだ。
LAPSHOT2の取付け
10年ほど前に購入した代物で動作確認できたので採用。
本体取付け位置はトップブリッジ貼付けを予定していたが、カメラの取付けを優先したこと、そして雨の可能性を考慮してメーター上の空きスペースに設置することにした。
アルミ板を適当な大きさにカットして両面テープにて貼付けて、ベルクロにて貼付け。
これが意外と自然に収まっている。
そして、電源の確保をどうするか。
というのもDC電源コネクターはCBRにつけたまま売り飛ばしてしまったので今はない。
というわけで付属の9V角型乾電池ホルダーから電源供給することに。
本体が9V~12Vなので電源を引っ張ってきても良いのだが、使用頻度が低いのでそのまま電池ボックスを併設。
・磁気センサーの取り付け
地上より20cmが推奨でCBRの時はフロントのラジエター下からステーでカウル内に設置できたのだが、ドカはスペースが無いのでフロントは断念。
結果、スタンド付近の左アンダーカウルにステー共締めで設置を試みる。
CBRに装着した時の自作ステーをそのまま流用してみたが、エキパイから30mm程度とやたらと近い。
センサーを外側に配置してみようとしたが、アンダーカウルに干渉してしまうので内側に配置。
仮止め後、どうも熱でやられそうなので、自作カーボンカバーに使用した「DAYTONA 断熱グラスウール、アルミシート付 18232」の残りを巻きつけて設置。
その後、日中ツーリングに出かけたが、渋滞路で熱くなってもセンサーに影響はなかった。
・動作確認
センサーの下に磁石付きトレーを高速移動させてタイム計測するかを確認、問題なく作動した。
電源の確保
オンボードカメラに使用するドラレコの電源はシガー供給なので、シガーソケットの設置が必要となる。
ちなみにこのドラレコ、充電して1日くらいで内蔵バッテリーが空になり各種設定がリセットされるので刺しっ放しが推奨。
シガーが邪魔だがドラレコ用にとUSBとセットのものをチョイス。
2.1Aというのも今どきのスマホ対応で嬉しい。
バッテリーから直接電源を引っ張るタイプで、ご丁寧に丸端子がついている。
なので、バッテリー端子にそのまま繋ごうとしたが、すでにPPS・HIDの二つの端子があり、ここにシガー電源端子を付けるとボルトの長さが足りなくなって締まらなくなる。
とりあえず在庫していたφ10の長寸のクロメートめっきボルトをチョイスし共締め。
そこからトレリスフレーム伝いに配線をしてアッパーマウント付近までカプラーを配置し、シガー側の配線にとりかかる。
さすが汎用というべきかかなり配線が長く設定されているのでメーター下に束ねて結束。
シガー・USB差込口の配置も悩んだ挙句、トップブリッジに強引に取り付けが完了した。
起動テストは問題なく動作しているが常時電源なので接続していなくてもバッテリーあがりが心配。
オンボードカメラの取付け
自身のサーキット走行動画を撮る滅多とないチャンス。本走行会では取付けOKなので安もんをチェック。
FHDのドライブレコーダー1080P Gセンサー搭載 3,980円(Yahoo Shopping)
SDがMAX32GBなので、60分走っても容量オーバーで上書きされることもなさそう。
起動テストを行ったが、どこがFHDやねんと言わんばかりの画質だったが、まぁ想定内。
最悪壊れてもダメージは少ないw
機器が決まったところでマウントを検討。 トップブリッジに穴を空ける勇気がないためステアリングダンパー(φ26.5mm)からマウントすることに決定…。
直径16mm-36mmのパイプや棒状の物にクランプするタイプで、そこから角度調節機構がありカメラ雲台→Gopro用のアタッチメントの構成。
それにETC車載器用に以前購入した携帯ホルダーを改造してカメラを取り付けて、その間をアルミ角パイプを加工してジョイント。
…と計画していたが、当日が雨模様であることと取り付けに難ありということもありGoproモドキのカメラを急遽購入。
前述のマウントを使ってステアリングダンパーにマウントしてみた。
取付位置が後ろになることで、メーターの速度表示も映せていい感じに思えた…。
取り付け後に気が付いたのだが、ステアリングダンパーにはピロボールが付いている為、前後に3°ほど動いてしまう。 機構上付いてて当たり前なんだがそれほど影響がないものと判断し、このまま試走してみた。
結果、先に買ったドラレコより画質はいいのだが、ちょっとしたギャップや加減速でカメラが前後に首振り(-_-; このマウント方法では無理があるので取り付け位置をトップブリッジマウントに変更を行った。
このカメラは、アタッチメントパーツが豊富でヘッド・チェスト・90°反転・エクステンションと多彩に対応できた優れもので、さらにバッテリーが2個ついてる。
両面テープが付いたトップブリッジマウントキットに切り替えて付属のバンドで固定してあっさりと終了。
アングルは前回より前方に移動したのでタコメーターしか映せないが安定感が増して良い位置に収まった感がある。
その弊害としてドラレコ、そしてDAYTONA バイク専用電源で不要となってしまった。(バッテリー駆動の為)
今回のオンボードカメラ導入に関して結果的に3,999円で終了するところ1万円以上のコストがかかってしまった。
紆余曲折あったが結果オーライということで…。