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スマホをマウント@Ducati748 その1

ドゥカティ東京-DUCATI TOKYO

東京西部・多摩方面でDucati748をいじったり乗ったりしてます。

スマホをマウント@Ducati748 その1

2018/11/14

748にスマホをマウントしたくて数年いろいろ悩んでいたんですがこの度ようやく取り掛かる事ができました。

748-998シリーズはステムホールが塞がっている構造なので一般的なセパハン・スーパースポーツ系でよく使われているステムホールマウント方式が使えません。

ネイキッドの手法を見倣うならばマスターシリンダーのの取り付け穴やハンドルクランプ、ミラー穴からマウントステーを生やすって方法もアッパーカウルに干渉するのでまず無理。他にキーシリンダーやステアリングダンパーの取り付けボルトを伸ばしてどうにか出来ないかと考えたりもしましたがこの辺のクリアランスが殆ど無いのでやっぱり頓挫。

良い子&お金持ちのヒトはこういうのが良いと思いますッ

なので、普通なら

あたりが候補になってくるんですが左や後方にオフセットされるのが自分の好みではありません。

既存の穴を流用するならともかく、どうせ何かの部品を付けるならばトップブリッジの真ん中近くにマウントしたいのであります。

しかもマウントだけで1万円は無いなー。

ステムホールに取り付けられるのもあるよ!みんな大好きアエラ
AELLA アエラ/スーパーバイク用ナビステー
AELLA アエラ/スーパーバイク用ナビステー 1098

2万て。アイデアとモノが良いのは認めるけど。

トップブリッジ上方に安く、スマートにマウントする方法。

両面テープとか吸盤はカッコ悪いしなー。そんなん付けるぐらいやったら止めるしー。

金をかけずにってのはなかなか難しくはありますが知恵の出し甲斐があって楽しくもあります。

ブログのネタとしては車種がレアな上にヘンテコな手法過ぎてせっかく時間かけて書いてもアクセスUpには繋がらなさ過ぎなのが残念ですが。

結局どうしたのかってのは単純な話で、トップブリッジに穴を開けちゃいました。

この方法ならトップブリッジの強度に影響しない限り、はっきり言って何でも付けられちゃいます。

最初、RAMMOUNTあたりのボールを考えてたのですが後々の応用性や拡張時のコスト・見栄えを考えるとRAMマウントはあんまり美味しくなくて、そうするといっそここにハンドルバーに相当するものがあるって方が潰しが効きそうな気がします。

で買ったのがコレ

基部に穴が開いてるのでトップブリッジにM8ボルトで締結してやる事にしました。

作業の流れ

  1. 当たり前ですがマウントだけでなくその上に取り付けるモノの大きさを考慮してカウル等に干渉しない位置を選定。
  2. トップブリッジを外し、穴を開けても問題ないか確認。リブがありますのでこれを避けるように。
    トップブリッジ裏側
  3. 場所が決まったら6mmのドリルで下穴を開け、6.8mmを目標にリーマで少し広げる。
  4. M8/1.25mmピッチのタップでネジ山を作る。この作業は今回初めての経験。油を垂らしながらおよそ1/4回転ずつ切り進めて行きます。1/4はあくまでも目安で、抵抗を感じたら戻しつつ慎重に慎重に。
    ライト 中タップ M8×1.25

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  5. 仕上げに切り屑が残ってないかチェック&ヤスリで少し馴らしでパーツクリーナーで掃除。

出来上がり

メッキがちょっと…好みではありませんしコックピットの中では少し浮いちゃってますが値段なりの安っぽさなので仕方ないですね。

どうせスマホホルダーで見えなくなりますしね~。作りは思ってたより台座の肉厚があり、頑丈そうです。ちょっと力のかけぐあい間違えたからってぽっきり行っちゃう感じではなさそう。横向きの穴は脱落防止のストラップ通したりできそうですね。

今回初めてのチャレンジとなったタップについて。「タップ 立て方」等でググるとM8以上は先、中、上げタップの順で作業を進めるように書かれていますが近くのホームセンターには取扱いが中しか無かったのでコレだけで済ませました。対象がアルミで柔らかいのでそんなに苦労せず綺麗にネジ山を作ることができました。ネジ山を切り進んでいく感覚はなかなか快感でヤミつきになりそう。他に穴開ける必要のある場所ないかな~と探しております。

とりあえず、ここまでするのに使ったお金は3千円ちょいってところ。

どんなホルダーでマウントするか?!とかは次回…。

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